夫婦の『おもてなし』と『こだわり』が伝わる大人の隠れ家

Worker

1日3組限定。完全予約制。

二階堂、瑞泉寺の山門を抜けた閑静な住宅街の一角に小山御夫妻が営む、大人の隠れ家『KOYAMA』

知る人ぞ知る、鎌倉の名店だ。

完全予約制。1日3組限定。このフレーズを聞くと、なんとも敷居が高そうなイメージ。

しかし、いちど足を運んで、『KOYAMA』の小山御夫妻のお人柄を知るとまったくそんなことを感じさせない。

落ち着いてゆったりとした空間。

物腰柔らかく、気さくにお料理の説明や、世間話をされる奥様の暁子さん。

ひとつひとつ丁寧にお料理を作り上げ振舞って、時より見せてくれる笑顔が素敵な御主人の勇さん。

「鎌倉駅から距離のある店に、はるばる来て頂くので、しっかりおもてなしができること」

「大切な方々と、ゆっくり過ごしていただきたいと思い、3組限定にしています。」

コースで味わう、四季折々の食材。

絶品のひな鶏の素揚げ。

いくらでも食べれてしまう軍鶏鍋。

小山御夫妻の心地の良い空気感。御主人の作り出す絶品の料理と、奥様のおもてなしの心。

親しい友人や大切な家族を連れて行きたくなる場所がこの『KOYAMA』の魅力です。

2003年 鎌倉市の大船 鶏の素揚げと野菜料理『ひな鶏 小山』開店

2009年 鎌倉市小町 惣菜とランチの店 『TERRA DELI』開店

これまでの経験を生かして、

ゆっくりと寛いでいただける店を開店したいと、

2016年 鎌倉市二階堂 鶏と素揚げと軍鶏鍋の店 『KOYAMA』開店

2017年6月より 二階堂『KOYAMA』のみの営業にし、ランチ営業開始。

『KOYAMA』ホームページ http://koyamasuage.com/

 

「我が家に来て寛ぐ。そんなひとときを過ごしていただきたです」

ギャラリーの中で食事をしている気分

店内は、御夫妻で選ばれたインテリア雑貨や、作品、器などがセンス良く飾られていて、ただ眺めているだけでも満足してしまう。

まるで、ギャラリーの中で食事をしている気分です。

奥様の暁子さんが、気に入ったモノがあると、ご主人に相談してから購入する事が多いとの事。

「主人が料理を作り、盛りつけるので、使い勝手を確かめてから、購入します。」

「私は欲しいばっかりなので・・・笑」

内装は、キッチンのみ御夫妻が手がけて、あとは大家さんのセンスとデザインで全て仕上げていた物件だったそう。

窓から入る光や、天井が高く開放感があるところが気に入っていると暁子さん

「昼時は、窓から見える、外の木々を眺めながら過ごす空間がすきですね」

 

テーブルや椅子は、壁の漆喰や床の木材などに合わせて、オーダーしたもの。

イメージカラーは、黒。材質は、ウォルナット。

コンセプトは、『わが家のリビングでゆっくりと過ごしていただく。』という事だそうです。

漆喰の壁にひときわ存在感を放つパネル

この月のパネルを眺めながら夜を過ごすのが最近のお気に入りだそうです。

北鎌倉のギャラリー『蓮依』 http://gallery-reni.com/

パクソンウク作 『三日月のパネル』https://www.instagram.com/musso_you/

店内は、素敵なインテリア雑貨がセンス良く飾られてる

御主人の勇さんの木工旋盤の作品

ご趣味で製作されてるとは思えなほどの出来栄え。

『美味しい食事と居心地の良い空間と、お客様の目線に立って考えています。』

お互いを思いやり、尊重する事の大切さを教えてくれる御夫妻

鎌倉の土地柄、夫婦や家族で店を切り盛りされている所は、決して珍しくなく、

『KOYAMA』もそのカタチです。

店に入り、飲み物をオーダーして、

おしゃべりをしながら、美味しいコースをいただく。

もちろん、お料理や空間は、全く文句の付け所がないです。

そこに加えて、御夫妻の息の合った、コンビネーションといいますか。。。

お互いを尊重しあってるからこそ、しっかりと役割分担をし、余裕を持って来客者をもてなす。

そのお二人が作りだす、空気感がまた心地がいい。

だから、大切な人を呼びたいし、大切な日に『KOYAMA』へ行きたくなるんだろうと思う。

私も、小山御夫妻のような夫婦になりたいなぁ。。。と本当に心から思います。

真剣な眼差しで、丁寧に料理を作るご主人の勇さん

御夫婦でお店を切り盛りする環境について、

「悪いところはとくにないですね〜。アットホームな雰囲気がよところかなぁ。。。」

と、厨房に入られている御主人の勇さんを、サポートする奥様の暁子さん。

休日は、愛犬とドライブに行き、自然の中でゆっくり過ごしたり、

御主人の勇さんは、木工旋盤で器を作られたり、

奥様の暁子さんは、スパイスカレーを作るなど、

お互い共有する時間もあれば、別に過ごす時間もあるそうです。

「自分たちでは、特別仲が良いとは思った事がないのですが。。。。」

「お互いを思いやる事と、ある程度の距離感を保つ事。でしょうか笑」

「距離感は大切です!!!笑」

と奥様の暁子さんが笑顔で答えてくれました。

「まだ知られていない鶏の素揚げを皆さんに召し上がっていただきたい。」

と老若男女問わず人気の鶏料理の中で、まだ認知度が低いが、絶品の鶏の素揚げを始めたとのこと。

「一年中、軍鶏鍋を楽しんでいただきたいですね。何よりも私が、鶏料理が好きなんですよ。。。」

と御主人の勇さんが話してくれました。

愛情を持って作られてるからこそ、こだわりがあって、丁寧で、美しくて、美味しい。

本当に気持ちの込められた、鶏料理を堪能する事ができます。

四季折々の食材とこだわりのひな鶏の素揚げと軍鶏鍋

『KOYAMA』は 3つのコースがあります。

ひな鶏の素揚げと軍鶏鍋のコース・ひな鶏の素揚げのコース・土鍋ご飯のコース

今回は、私お気に入りの ひな鶏の素揚げと軍鶏鍋のコースをいただきました。

「自分たちも年齢を重ね、外食する際にコース料理やお任せで料理を出してくれるお店を選んで行くようになりました」

季節を感じられる、食材を使った前菜

季節の鮮魚のお造り

器は、女性の陶芸家 紫蓮 SHIREN   徳山久美子さんの作品

http://tetetomona.wixsite.com/kobotete

自慢のひな鶏の素揚げ 

「下味、衣は一切付けず、自家製ブランド油を使って丁寧に揚げています。」

ご主人の勇さんのこだわりが詰まった一品。というか絶品。

皮は、パリパリ。身はふっくらジューシー。

特に胸肉は、ふっくら柔らかく繊細な仕上がりです。

「まずは胸肉からどうぞ・・・」と皆様におすすめしています。

ひな鶏の素揚げは、手を使って『がぶりっ』とワイルドに召し上げっていただきたいですね!と奥様の暁子さん。

『TERRA DELI』オリジナルのビーツのドレッシングがかかったサラダ

白山陶器 森正洋の器に盛られた 炊き出し

https://www.design-mori.net/SHOP/100762/t01/list.html

山梨県産甲斐路軍鶏を使った 軍鶏鍋

「肉質、旨味のバランスが圧倒的に良かったので、甲斐路軍鶏を選びました。」とご主人の勇さん。

「自分たちの行きたいお店と言いましょうか。。。こんなお店あったらいいな。を形にしました」

『KOYAMA』のコース料理は、決してひな鶏の素揚げと軍鶏鍋中心の鶏づくしではなく、

前菜から刺身や炊き合わせ、デザートまで、

大人の食のわがままを全て叶えてくれるような夢のようなコースなのです。

『おもてなし』の気持ちが、故郷の帰った気分にさせてくれる

軍鶏鍋の食材を丁寧に説明する奥様の暁子さん

みずみずしくシャキシャキした野菜に、新鮮な軍鶏、つみれ。

私個人的に、大好きな山クラゲ。

山クラゲの食感がも病みつきです。

 

奥様の暁子さんが、軍鶏鍋をおもてなししてくれる。

暁子さんが選んだ小物達は、全てがセンスが抜群に良い。

 

繊細で濃厚な出汁に、野菜のシャキシャキ感が程よく残る丁度いいタイミングで、

奥様の暁子さんがよそってくれる。

「普段家族の為に、頑張ってお料理を作っている女性の方に、ここに来た時くらいは、何もしないで、ただ食事を楽しんでいただきたいです。」

暁子さんが女神のように微笑んで言ってくれる。

どうしても、女性がやってしまう『とりわけ』をあえてさせないように。。。

小山御夫妻の、『おもてなし』の気持ちがとても嬉しい。

 

 

〆の中華麺

実は。。。

「雑炊も食べたい。。。」と希望をいうと、

快く、わがままを聞いてくれる。

雑炊に使う卵は、岡崎おうはん

https://nippon-ajimeguri.jp/item/nagano/okazaki-ohan-tamago/

 

 

自分達が訪れたい空間で鶏の素揚げを堪能して欲しい

 

小山御夫妻が、訪れたい店。

そのカタチが、『KOYAMA』。

季節を感じられる食材と、こだわりの鶏の素揚げ。

「まだまだ、鶏の素揚げを食べた事のない方に、是非召し上がっていただきたい。」

という想いに、

御夫妻が創り上げる心地の良い空間と、

おもてなしの心。

鎌倉市二階堂の土地柄もあり、昼夜の景色や、四季折々の自然を感じられる風景。

自然が多く、鳥の囀りに、風の音。本当に静かで落ち着いた地域。

店をこの二階堂の土地で営業するには、大変な事もあると思いますが、

鎌倉駅など、飲食店の飽和状態の鎌倉の土地を避けて、

わざわざこの二階堂『KOYAMA』へ訪れる理由。

訪れた方々が、大切な方を連れてきてしまう理由。

我が家に来て寛げるような、背伸びせずに、ゆっくりと美味しく美しい食事を楽しめるように作り上げられた、

小山御夫妻の大切な空間。

まさに、大人の贅沢な隠れ家。

それが『KOYAMA』だと私は思います。

小山御夫妻 夫 勇(48歳) 妻 暁子 (44歳) 『KOYAMA』 鎌倉市二階堂728−20 TEL 0467-95-3533 JR鎌倉駅から
・タクシーで約10分・京急バス 鎌20「鎌倉宮(大塔の宮)」行終点より徒歩約10分・徒歩約30〜40分・お車でご来店の際は、「岐れ路」交差点よりお入り下さい ランチ 12:00 ~ 15:00 ディナー 18:00 ~ 22:00 定休日 不定休 ・予約制(ランチは前日、ディナーは当日15時までにお電話又はHPよりご予約下さい。)・ご予約は2名様より皆様同一コースでお願い致します。

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